映画「プール」の感想

この季節は、私は映画が観たくなる。

特に静かな映画。大好きな「かもめ食堂」や「キッチン」など。

ちょうど、「かもめ食堂」「めがね」に続く「プール」が上映されているので

観に行って来た。映画館での鑑賞は、久々で、日曜の午前中にあの空間に

しかも、20人ほどしかいない館内。とても贅沢な気がして、それだけで

もう癒されて、始まる頃には少し、眠くなっていたほど(゚ー゚;

観終わった直後は、「・・・?」少し、違和感。「何が言いたかったのか?」

その後、いろいろ考えてみた。以下、ネタバレ・・

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「かもめ食堂」

昨晩、録画しておいた映画「かもめ食堂」を見た。

今頃?って、かんじですが。

すごーくよかったー!!

どう表現していいのか、難しいんだけど

ずっと「心地よかった」

フィンランドで「かもめ食堂」を営むサチエ(小林聡美)の

潔さと優しさがとても気持ちがよくて、「ガッチャマンの歌」を

きっかけに知り合い、食堂を手伝うことになるミドリ(片桐はいり)

も面白く、かわいい?。

そこへ荷物をなくしたマサコ(もたいまさこ)が現れ、やっぱり

手伝うことに・・・。

なんのことはない話なんだけど、目が離せなくなるんです。

みんなのファッションとか食器とか、サチエの家のイエンテリアなどが

スッキリしていてさりげなくステキで、釘付けになります。

まさに流行の北欧の家具、雑貨ですね。

そして、かもめ食堂のメインメニュー?が

日本のソールフードおにぎりなんです。

最近、「おいしいもの」って、なんだろう?って、よく考えることが

あって・・・やっぱり、ごはんと海苔とシャケと梅干と・・・で

「おにぎり」だ!って、思っていたところにこの話で

なんだか嬉しくなりました。

あと、コーヒーとシナモンロールが美味しそうでした。

小林聡美は何でもこなしてしまう女優さんだけど、フィンランド語も

ペラペラでしたよ。

片桐はいりはこういう雰囲気に合いますねぇ。

そして、もたいまさこ・・・好きだなー。

この人、年取らないよね? だって、「やっぱり猫が好き」から

20年は立っているでしょう?変わらないよ。

とにかく、このさりげなく優しく、ゆったりと気負わない雰囲気が

よかったですー。こんなふうに生活したいです。

フィンランドだから・・なのか、なんなのか・・。

でも、おおらかな中にもフィンランド人それぞれの問題も

あったりと・・。

ちょっとしたところが「あ、絶妙だなー」って、思えたりして

音楽もほとんどなく、静かなんだけど、「なんだこの間は?」

と、ちょっとイラっとする映画って、たまにありますけど

それとは、全然違うもので、その辺が絶妙なのかしら。

本当に「心地よくて」、なんだか前向きにさせてくれる

映画でした。DVD買っちゃおうかな。

あー、でも、この雰囲気、好きじゃない人もいるかもね。

22日から、小林聡美他出演の「めがね」が上映される

らしいですね。見た~い!           あー、でも

きっと、また、WOWOWとかで、見ることになるんだろうけどね。

「太陽がいっぱい」

ご存知、アラン・ドロンが主役の映画ですが

もう、何回見たかわからないくらい見てますけど

この映画がすごく好きとかアラン・ドロンのファンだというわけ

でもないのです。

ただ、この映画がすごいのはラストシーンだと思うんですね。

毎回、「わぁ~、これこれ、これがびっくりするのよ」

って、ことになるのです。

それと、私が生まれる前の映画なので、当然アラン・ドロンも

若いのです。かっこいいと言えば、いいんだろうけど

私にはどう見ても軽薄な感じに見えちゃうんですね。

最初に彼を見たのはおじさまになっていたので、

ステキとは思いましたけど。

でも、この映画を見たときにはちょっとショックでしたね。

役柄からか、あまりにも軽くて。

おじさまになった方が私は好きかな。

そういえば、この映画のリメイク版で「リプリー」がありますね。

ドロンがマット・デイモンでね。でも、「太陽がいっぱい」の方が

やっぱりいいかな。

   

とにかく、ラストシーンがびっくり!

「猿の惑星」に並んで、衝撃的でした。

23日PM9時、BSでやります。

また、見るとしますか。

   

それにしても、映画が古いよねー。

「華麗なる一族」考察

また、ドラマの話になるのですけど・・。

忙しいを豪語しているわりにドラマなんぞをよく見ていると

お思いのことと存じます。

さて、この原作も読んでいないし、映画も見ていないし

木村拓哉のファンというわけでもないのだけれど

なんとなく興味があって見てみたら・・・まあまあ、面白い。

何が面白いのかというと、万表鉄平(キムタク)というよりも

その父親=阪神銀行(当時の神戸銀行)の頭取(北大路欣也)の

心境を想像してしまう自分が・・・なのだ。

ドラマを見つつ、何度となくそういう自分にハッと、気付くのです。

本当なら、内も外も熱い!鉄平の若さとか純粋さに惹かれるので

しょうが、寧ろそういうのは、なんだかちょっとごめん・・

って、かんじに思ってしまうのです。

「おうおう、若いのォ、今時熱いのは松岡修三くらいだぞ」

って、これは昭和42年くらいの話なので、元気な若人はたくさん

いた時代なのでしょうけど。確かに「爽やかで、正義感あふれる」

かんじなのですが、それとは対照的な大介(北大路欣也)。

銀行を守るために子供たちを閨閥結婚させて行く。

そして、自宅に秘書のような愛人と本妻が同居する。

異常な環境。「秘密の寝室」あるのだ。

昔の私だったら、絶対にこの親父は受け入れられない。

その「異常な環境」は、理解することは難しいとしても

この大介の方に共感?とまではいかないけれど、わかる部分が多い

のです。もはや「清く、正しく、美しく」生きることなどはありえない・・

とまで、思っている自分が居るのです。

鉄平の生き方はまさにそれで、普通なら「眩しく」感じるはずが

「青く」感じてしまうのです。

「あー、私は目も心も濁ってしまったのだな」とも。

父親は銀行を守るためには、手段を選ばない冷酷な人物の

ようではあるが、経営者とは、こうなのではないかと思うのです。

皆がそうとは、言わないけれど、地位や名誉、私腹を肥やすため

だけではないと思うのです。

大企業ともなれば、大勢の従業員の生活をなんとしても守らねば

ならず、負けるわけにはいかない。

「負けたっていいじゃない」と、思う反面、そういう場面に出くわすと

「やっぱり、負けられるか!」と、思うんですよね。

でも、何かしら、誰かしらを犠牲にして、成り立ったことに価値が

あるのか・・・などと、思わないでもないけれど、どんなことにでも

必ず犠牲はあるように思いますね、悲しいことに。

おそらく、経営者本人の良心を犠牲にしているのではないか。

毎日が良心の呵責、矛盾との戦いなど、

そして、何より孤独であるのです。

一見、傲慢にみえるが、実はそういう苦悩の連続だと思うんです。

身内を不幸にしてまで、何を守る必要があるのか!

でも、誰もが納得して、誰もが理解して、誰もが満足していることなんて

あり得ないですよね。

純粋で真直ぐな鉄平は、いずれ挫折をするのでしょう。

でも、やはり「清く、正しい」人が最後には勝つのだろうと思う。

でも、決して、そうではない人間がダメだと決め付けることは出来ないと

思うようになった40代前半なのでした。

   

あ、キムタクのファンではないと言いましたが、彼はやっぱり

「はずさない男」だと、思いますね。

そういう意味で尊敬します。

カモカのおっちゃん(芋たこなんきん)

昨日は、歯医者に行き、噛み合わせの調整をしてもらい

バイトプレートを入れているわけでございます。

しかも、二人で、また夫と、同じ症状。

プレートを入れながら、舌足らずの話し方で会話している

二人・・・入れ歯を入れた老夫婦のよう。トホホ

歯科治療も歯のみを見ていては治りません。

整体に通じます。

******************

話はころっと、変わりまして、

NHKドラマの「純情きらり」が終わってしまって、次は

「芋たこなんきん」が、藤山直美を主人公に始まった。

田辺聖子の半生をドラマ化した作品。

正直、最初はあまり期待していなかったのです。

藤山直美は嫌いではないですが、宮崎あおいちゃんの

後には、濃いなぁ~と、濃い顔好きの私としても

どーなんや?と、思っていたのです。

ところが、面白い!実にいい話。面白いだけではなくて

いい話が盛りだくさんなのです。

子供の頃の話もええし、戦後20年経ったドラマの中では

”今”の話もええし、毎朝、ええ気持ちになりはるんです。←変!

大阪は興味があまりなかったのだけど、これを見て

「いいじゃない、カモカのおっちゃん、かっこええ」と、思うのです。

その”カモカのおっちゃん”とは、花岡町子(藤山直美)の旦那さんで

お医者さん。 ※カモカ・・・子供をかんで食べてしまう妖怪のこと

やはり作家だった奥さんに先立たれて、5人の子供と両親と妹が

いるところへ町子が嫁に来たわけです。

ひょんなことで知り合った二人、お互いに人柄にひかれて

結婚することになったのです。

・・・でも、普通、5人も子供がいて、ご両親と同居、そして小姑まで

はぁ~、私だったら、その時点で撃沈!って、感じですけど。

時代背景が違うってこともあるのでしょうが、町子にはそんなことは

関係ないのです。子供のお母さんになるわけではなく、たまたま

好きになった人には、子供がいて、「おばちゃん」て呼ばれてますけど

それが普通で、母になる!なんて気負いもなく

でも、子供の面倒も普通にみて、子供も普通におばちゃんが好きで

親とも普通に暮らしているのです。

しかも、自分は作家として、仕事をしながら。

端から見ると、「えらい、大変なこっちゃな」と、思うんだけどね。

町子は子供の頃から大所帯で暮らしてきているし、昔はこういうのは

当たり前なんでしょうか、なんのこともありゃしまへん!ってなかんじなんです。

町子も器が大きい、おっちゃんも器が大きい、見ていて気持ちがいいんです。

お互いにそれぞれの人柄に惚れて、いっしょになって、

嫁に来たんだから、こうせなあかんとか、無理強いするなんてこともなく

自然体で生活しているんです。

毎晩、二人で晩酌しながら、いろんな話をするのです。家族が多いだけに

その分、、大なり小なり問題が起こるわけで、二人で話し合いながら

「ま、こんなとこやな」とか、「そこそこな」とか言いながら、収めていくのです。

その時のおっちゃんの話し方など見ていると、すごくかっこええ!んです。

俳優さんはすごい強面の国村 隼さんなんですけど、あの顔(失礼)がなんだか

かっこよく見えてくるんです!(最近、こんな話ばかりですが)

それに藤山直美も、これまた、かわいいんです。純粋というか、打算がなく

その時その時を真剣に一生懸命でね。たまにアドリブかな?これは

と思うシーンがあって、絶対Take5くらい撮ってるなーって思うんです。

だって、笑わずにはいられないセリフとかがあるんですよ、台本になさそうな。

「藤山さん、あまり笑わせんといてくれます?」って、役者さんからクレームが

あったんじゃないかなと思うほど。さすが、寛美の子!

最近で一番、いいなぁと思ったセリフは

おっちゃん「人生はとんとんや」

町子「とんとん?」

お「そうや、いいこともあるし、悪いこともある。それの繰り返しや。」

町「そうか、とんとんか」・・・みたいな会話があるんです。

よく聞く励ましの言葉のようだけど、大阪弁で言うと、いいもんですわ。

「ほんとにそうだわ~、じわ 涙」

って、なるんです。

おっちゃんの男性像、父親像が実に懐が深くて、温かくて、大きくて

その男に惚れて、かわいらしいけど、たくましい女が町子で

子供や親や周りの人たちに親切に愛情を持って生きている二人が

とっても、とっても素敵なんですわ。

今、こういう家庭って、少ないと思いますけど、自分が今、

こういう環境の中に入っていったら、とてもとても勤まらない

でしょうね。こう見えて(ミエナイミエナイ)、頭ガチガチのこだわりやな

ところありますからね。ちょっとした事件や問題は誰でも

あることはわかっているんだけど、すごーくそれがストレスに

感じやすい人みたいで、私。ちっちゃいんですわ。

いろんなことがあって当たり前、どんと来い!みたいな

おっちゃんと町子、ほんと、かっこええです←何回目?

そういうところが、今更ですが、とても勉強になります。

いい時にいいドラマに出会ったみたい。

注)変な大阪弁のまね、お許しを!

芋たこなんきん、いいかもぅ!

「純情きらり」の宮崎あおいちゃんと福士誠治君の後の藤山直美は

なんとなく濃いイメージがあって、どうなのか・・・と、見てみたら

さすが芸達者。面白いですわ。他のキャストも濃いです。

友近、瀬戸カトリーヌ・・・そして、イーデス・ハンソンって、久しぶりです。

お蔭様にて楽しみは継続なり。

結婚しました!

えっ!?だれが?

そう「純情きらり」の桜子と達彦さんがとうとう結婚しました!

ま、そうなるであろうストーリーは、読めていましたけど。でも、本当に良かった!

桜子の白無垢に角隠しの花嫁衣裳は、想像以上に綺麗でした。というか、可愛い。

やっと幸せになれた二人・・・・・で、でも!HPの予告を見たら、またもやすごいことに!

なんだか、あまりにも可哀相。どうなるのかわからないけれど、もうこれ以上、悲劇は

いらないよ~!ハッピーエンドにしておくれ。

大好きな映画

いつもおじゃましているyouさんブログに「キッチン」のことが書いてありました。

「キッチン」・・・とは、皆さんご存知でしょうが、吉本ばなな著の20年近く前の小説。

そして、この映画が大好きなのです。なので、たまに思い出すことがあって、

「あ、『キッチン』見ようかな・・・」と。つい最近、そう思ったところにyouさんも書いて

あったので、昨日の夜、早速見ちゃいました。

私は気に入った映画などがあっても、DVDやビデオなどを「買う」までに至らないことが

多いのですが、この「キッチン」はなぜか持っているのです。

リアルタイムに原作を読んだわけでもなく、映画もそう。初めて見たのがいつだったか

もよく覚えていないのだけど、30歳を過ぎていたことは確か。たまたまwowowを見て

いたら、あの不思議な雰囲気に引き込まれてしまったのです。

川原亜矢子が主演しているのだけど、とっても若い!18歳くらいなのかしら。

髪型などは「わかめちゃんカット」なのだ。そういえば、当時流行った・・・かな???

あのヘアスタイルと彼女の声がぴったりこの映画にハマッているのかもしれない。

幼い頃に両親を亡くし、二人暮らしをしていた祖母が他界して天涯孤独になってしまった

桜井みかげとちょっと風変わりな青年とその母(?)の奇妙な同居生活。

その青年・田辺雄一は松田ケイジという、私はあまりよく知らない俳優?モデル?が

演じている。確かに見たかんじ風変わり。またもやヘアスタイルが・・・オールバックロン毛

とでも言うか。でも、この役は彼意外に考えられない!ってくらいにいいと思う。

優しい話し方で心の良さがよく現れている。

そして、なんと言っても素晴らしいのは、橋爪功が演じているこの彼の母親・絵里子だ!

母親・・・って言いましたよね。元は父親だったのだけど、本当の母親が亡くなって

から、母として生きていくことにしたのだ。彼・・いや彼女が登場すると、私の目は

釘付けになってしまう。さまざまなミスターレディを見てきているが、橋爪功の絵里子以上

はいないような気がする、私の中で。とても素敵なのです。背筋をピンと伸ばし、所作も

わざとらしくなく、視線も話し方も本当の女性よりも女らしく。

こういう大人の女性にならないと・・・と、思わせるのだ!(もう、十分大人だが)

とにかく、私はこの絵里子さんが大好きなのです。是非ともこの絵里子さんを

一度見てほしい!

あと、好きなシーンとして、

① 絵里子さんとお友達がジュースを作ろうとフルーツをたくさん買って来てそれを

  洗っているところとその後、攪拌しているジューサーを4人で照明を消して見つめる

  ところ。

② 雄一の誕生日に美味しいものを食べた後、二人で踊り出すところ。雄一のダンスが

  私には変わって見えて、妙に頭にこびり付く。みかげの踊り方がすっごくカワイイ!

特にこの2シーンです。

私は映画やドラマなどを見る時、そのストーリーやテーマはとりあえず置いておいて

俳優や声優の評価から入るのだ!監督か!おすぎか!

どういう訳か、いつもそうなのだ。なので、この「キッチン」レビューもこんなかんじに

なります。

どういうところが、私の感受性に触れてこんなに気に入ったのか・・・。

原作も確か読んだと思う。少し内容が違ったような気がするが、映画を見たから好きに

なったんだと思う。森田芳光監督の映画だったからかも知れない。森田芳光映画を

よく知っているわけでもないけど、この雰囲気が好きだったのかな。

みんな孤独や淋しさ、悩みや問題を抱えながら普通の生活をしているんだけど、なぜか

不自然な世界にいるような、違う世界で生きちゃってます的な人たち。常識とか普通とか

関係なく、優しく、人を思いやりながら生きているなぁ・・・って、ことを強く感じましたね。

登場人物みんなの話し方が優しくて、かわいくて、ギスギスしていないところがいいの

かも知れません。

最近の楽しみ・・・。

忙しい(汗)、きびしい・・・とか言いながら、

楽しみにしていることがある。

NHKドラマ「純情きらり」の達彦さんだ!(福士誠治君)

八丁味噌やの若旦那。なかなかの好青年だと思う。

そして、演技も上手。これから、期待の役者になるはず。ナンテ

彼の置かれている状況が少し、夫に(また、登場)似ているから

か・・・(見た目は全く違う)、ついダブらせてしまう。

朝から、けっこう泣いたりしている

「こんな息子がいたらなぁ、もっと頑張っちゃうんだけど」って

息子かよ!

Photo_3 ←僕もイケメンでしょ?